CMSという言葉を聞きなれない方もいるかと思いますが、CMSを利用している企業は日本でも徐々に増えています。
ここではCMSについて考えてみましょう。
CMSとは？
CMSはコンテンツマネジメントシステムの略であり、Webサイトを簡単に管理、更新することが可能なシステムです。
Webの更新はテキストや画像の情報はもちろんですが、HTML（ハイパーテキストマークアップラングエジ）やCSS（カスケーティングスタイルシート）とよばれる専門的な知識が必要になってきます。
そのため、他のページからのリンク設定などが、非常に手間がかかり、素人では行うことができません。
しかしCMSを使えば、専門知識など必要な部分はすべてシステム側に制御させることができるため、テキストや画像などの簡単な情報を取り入れていくだけで、Webサイトを更新することができるのです。
またサイト左メニューなどサイト内のナビケーションや新着情報など必要なリンク更新も自動的に行われるため非常に簡単です。
CMSサイトを利用すれば、専門的な知識がなくても簡単にWebサイトを更新、管理することが可能でしょう。
CMS普及率は世界の30％
世界的なリサーチ会社のレポートによるとWebサイト全体の中でCMSサイトを利用したWebサイトの占める割合は32％と言われています。
またCMSのマーケットシェアとしては、1位はワードプレスで58.4％、2位がジュームラで10％、3位はドゥルーパルで6.3 ％になっています。
CMSサイトの種類は様々で、有料のものもあれば無料で利用することもできます。
CMSサイトを運営するシステム会社がカスタマイズ構築するケースや企業独自に作ったCMSを月額課金で利用するケースが多いようです。
CMSを導入する場合には、自社で行いたいことは何か？そのCMSでできることは何か？できないことは何か？初期費用はどれくらいかかるのか？月額費用はどれくらい必要なのか？などを細かく確認してから検討していくと失敗が少ないでしょう。
CMSには様々なメリット、デメリットがあるので導入する前にはしっかりとそれらを把握、比較していきたいですね。
