オープンソースのCMSは数多く存在しますが、ここではその中でも「Zen Cart」を紹介しましょう。
Zen CartはいったいどのようなCMSなのでしょうか？
Zen Cart とは
Zen Cartとは有志によって開発、配布されているオープンソースのオンラインショップ構築プログラムCMSになっています。
一企業が販売する商品とは異なり、誰でも自由に無料にダウンロードすることが可能です。
また改変、再配布なども自由に行うことができます。
PHPやMySQLが稼働するサーバーで動かすことが可能になっています。
開発元はZen Cart.coｍであり、日本語版の開発、拠点は2004年にスタートしています。
日本だけでなく、世界各国でZen Cartの導入実績は多数あり、非常に高機能なCMSであると人気を集めています。
何よりもオープンソースなので自由に利用できるのが魅力的ですね。
Zen Cart の多様な機能とは？
Zen Cartはオープンソース型のオンラインショップ構築CMSになります。
オンラインショップの開店、運営に必要な管理機能などがすべて搭載されていますので、簡単にオンラインショップを立ち上げることが可能です。
気になるZen Cartの機能についてここでは紹介していきましょう。
まずZen Cartはインストールが非常に簡単で、専門的な知識を持ち合わせていなくてもインストーラーが付いているので誰でもインストールすることが可能です。
テンプレートによるデザイン管理で、HTMLやPHPなどの基本的なプログラミングスキルがあれば自由にカスタマイズが可能な自由度の高いCMSになっています。
商品のカラーやサイズなどの多彩な商品オプションを設定することができ、割引設定、クーポン発行などの多様な販促も可能です。
ダウンロード商品の販売も可能ですので幅が広がります。
世界で愛用されているZen Cartは多言語、多通貨に対応しており、高機能なポイント機能も搭載しています。
携帯やスマートフォンでの対応も可能ですし、決済、配送機能はモジュールで対応してくれます。
配送に関してはヤマト運輸、佐川急便などを選べるほど、自作でも可能になっています。
モジュールは非常に豊富で1000以上の種類がある中から機能を追加することができます。
またワードプレスやXOOPSなどの他のCMSとの連動も可能になっています。
